律宗(りつしゅう)
唐招提寺とは
唐招提寺は、南都六宗の一つである律宗の総本山です。
多くの苦難の末、来日をはたされた鑑真大和上は、東大寺で5年を過ごした後、新田部(にたべ)親王の旧宅地(現在の奈良市五条町)を下賜されて、天平宝字3年(759)に戒律を学ぶ人たちのための修行の道場を開きました。
「唐律招提」と名付けられ鑑真和上の私寺として始まった当初は、講堂や新田部親王の旧宅を改造した経蔵、宝蔵などがあるだけでした。
金堂は8世紀後半、鑑真和上の弟子の一人であった如宝の尽力により、完成したといわれます。
現在では、奈良時代建立の金堂、講堂が天平の息吹を伝える、貴重な伽藍となっています。
基本情報
宗派名 | 律宗(りつしゅう) |
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本山 | 総本山 唐招提寺(そうほんざん とうしょうだいじ) |
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別称(正式名称) | 唐律招提(とうりつしょうだい) |
問い合わせ先 | 〒630-8032 奈良県奈良市五条町13-46 TEL 0742-33-7900 http://www.toshodaiji.jp/ |
駐車場 | あり |
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